CEFでは「早く」・「安く」・「質の高い」風車建設ソリューションのために、世界初の特殊クレーンをドイツのリープヘル社と共同開発し、自社運用することで、建設における独自のノウハウを確立してきました。この重機とノウハウを利用し施工してきた実績を通じて「他社にはマネのできないスピード・価格・品質」を実現します。 このハードとソフトを自社設置工事のみならず皆様にも活用していただきたいと考え、下記にその特徴をご紹介します。風車建設における全ての段階を一括受注、または段階別受注のコンストラクションサービスとしてご提供致します。
全作業を自社の風車設置業務専任スタッフが行い、CEF独自の特殊重機・機器・ノウハウを一律に用いることで、飛躍的に建設効率が上がります。特にクレーンがサイト内の風車間を移動する際、クレーンの組ばらしが必要ないため、通常3日程度かかるものが半日にまで短縮できます。これらの実績として、通常であれば15日間程度かかる風車1基あたりの建設を約1週間にまで短縮しました。
日本は国土の大部分が山岳地帯です。 CEF独自の特殊重機は山岳地における風車建設に特化したものとして開発されました。「斜度15%」「幅5m」の登坂を可能にし、「100トンまでの風車パーツ」の輸送・組立システムを実現します。それにより、急峻な山岳地を平坦地と変わらない風車開発可能地にすることができます。
CEF独自の特殊重機を使うと、パーツ輸送時に斜度15%(通常10%)幅5m(通常12m)の道路登坂が可能になり、その分、開発面積を1/3にまで縮小することができます。更に、従来は必須であった大型クレーンの移動時の組ばらしが必要ないため、組ばらしヤードの分だけ開発面積を更に減らせます(弊社特殊クレーン必要面積約13m X 13m)。
建設効率が上がるということは、建設コストが下がります。開発面積が削減されるということは、伐採コストが下がります。また、スタッフ・重機・機器を自社でまかなうことで、中間コストが削減されます。こうしたことから、全体のコストダウン及び固定価格が実現します。
設備 | 基数 | 定格出力 |
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GE2.5 | 42 | 105,000kW |
GE1.5 | 35 | 52,500kW |
VestasV90 | 26 | 78,000kW |
VestasV80 | 16 | 32,000kW |
合計 | 119 | 267,500kW |
LIEBHERR LR1400-2W(400トンクレーン)
(2010年8月現在、2機所有)
「最小作業半径14m」
最小作業半径14mを実現したことにより、狭小地での建設作業が可能となりました。これにより風車サイトの開発面積の削減に繋がります。同リープヘル社製550トンクレーン(LR1550オールテレーン)の最小作業半径は24mですので、両者を比較した場合最大40%の開発面積の削減が可能になります。
「クローラ幅(車幅)が狭い」
標準仕様の400トンクレーンの車幅が8.7mなのに比べてこのクレーンの車幅は4.8mと非常に狭く、輸送路の設計の幅が広がります。そのため開発対象面積が拡大し、更には風車サイトの開発面積の削減にも繋がります。
「移動時のクレーンの組ばらし必要なし」
サイト内の風車間を移動する際、クレーンの組ばらしが必要なくそのままの自走が可能な為、移動時間・必要人員が大幅に削減でき建設効率が飛躍的にアップします。また組ばらしヤードも必要ないため風車サイトの開発面積の削減にも繋がります。
「吊荷重が大きい」
100トンもの重量物を85mの高さまで吊り上げることが可能です。これにより、大型風車の建設が可能となるため利用率・採算性の向上に繋がります。
LIEBHERR LTR1100(100トンクレーン)
(2010年8月現在、4機所有)
「風車パーツの輸送が可能」
各種アタッチメント装着によりタワー、ナセル、ブレード輸送も実現しました。パーツ輸送専用のキャリアとともに、クレーンがパーツ輸送を行うことで輸送効率が飛躍的にあがります。
「クローラ幅(車幅)が3段階に伸縮可能」
車幅が5.2m→4.3m→3.2mと自在に伸縮ができるため輸送路設計の幅が広がります。そのため開発対象面積が拡大し、更には風車サイトの開発面積を削減にも繋がります。
TOYO CFA120P(起立装置付120トン積特殊キャリア)
(2010年8月現在、1機所有)
「斜度30%の登坂を実現」
全輪を独立した油圧モーターで駆動し電気制御を行うことで、重量物輸送の際もノンスリップで走行ができます。そのため更に急斜度の輸送路、つまり短距離の輸送路の設計が実現し風車サイトの開発面積を削減に繋がります。
「クローラ幅(車幅)が3段階に伸縮可能」
走行中・停止中を問わず、車幅が3.5m→3.2m→3.0mと自在に伸縮ができるため、輸送路設計の幅が広がります。そのため開発対象面積が拡大し、更には風車サイトの開発面積の削減にも繋がります。
「公道走行可能」
公道から山間部の輸送路まで陸上輸送の全てを網羅できるため積み替えの必要がなく輸送効率が飛躍的にあがります。
「遠隔無線操作可能」
「水平維持制御装置搭載」
運転席からの見通しの効かない箇所や急斜面でも迅速・安全に輸送を行うことができ建設効率の向上に繋がります。
CEFの提供するコンサルティングサービスの実際の作業は、子会社であるCEFロジスティックス株式会社が中心となって実施します。 風力発電所建設とパーツ輸送の選任スタッフのみで構成された「プロフェッショナル集団」。これまで日本全国に100基以上の風車建設実績があり、「他社にはマネのできないスピード・価格・品質」のコンサルティングサービスをご提供致します。